今回はイギリスのシンガーソングライター、Mimi Webb(ミミ・ウェッブ)をピックアップします。2020年にデビューして日本ではまだそこまで知名度は高くないものの、今年リリースしたシングル「Good Without」がUKシングルチャート8位。そして「Dumb Love」はUK12位と、じわじわと本国イギリスを中心に話題になっているシンガーです。
ミミ・ウェッブはイギリスで生まれ、イギリスで育ちました。そしてギターとピアノを習い始めて13歳の時に自分で曲を書き始めます。インタビューではアデル、エイミー・ワインハウス、エミリー・サンデー、サム・スミスなどのポップシンガーや、ルイ・アームストロング、エタ・ジェイムズ、エラ・フィッツジェラルド、ナット・キング・コールなども影響にあげています。
Ah yes, Mimi Webb, that new social media platform I must sig…
その後ブライトンの音楽学校に通い、コンテストなどにも参加。2019年18歳の時にエピック・レコードと契約をします。本名はアメリア・ウェッブですが、子どもの頃からのニックネームが「ミミ」だったのでミミ・ウェッブとしてデビューします。
そして2020年にデビュー曲「Before I Go」をリリースします。これがいきなりTikTok上で大ヒットになります。Tik Tokでのフォロワー数ナンバーワン、フォロワーが1億人以上いるチャーリー・ダミリオがこの「Before I Go」を使って投稿し、これが8500万ビューを記録します。
そしてSpotify上でも1700万再生を記録。そして同じ年にリリースした「Reasons」がイギリスの国営放送でもあるBBCのRadio1でピックアップされ、UKシングルチャート85位に。そしてその次の曲「Good Without」でいきなりトップ10にランクイン。今年はアメリカの大人気テレビ番組「エレンの部屋」に登場するなど、ライジングスターとして非常に注目されています。
そして2021年10月22日に遂に1st EP「Seven Shades of Heartbreak」をリリース。Spotify New Music Friday UKではエルトン・ジョンのニューアルバムやスウェーディッシュ・ハウス・マフィアとザ・ウィークエンドのコラボ新曲などを差し置いて1番にピックアップされています。