第64回グラミー賞の全86部門のノミネーションが発表されました。今回は、主要4部門のノミネート数が8から10ノミネートとなっています。全ノミネーションはこちら。
Nominations for the 64th annual Grammy Awards are here.…
主要4部門のノミネーションは以下となっています。
<年間最優秀レコード>
- 「I Still Have Faith In You」アバ
- 「Freedom」ジョン・バティステ
- 「I Get A Kick Out Of You」トニー・ベネット&レディー・ガガ
- 「Peaches」ジャスティン・ビーバー Featuring ダニエル・シーザー&ギヴィオン
- 「Right On Time」ブランディ・カーライル
- 「Kiss Me More」ドージャ・キャット Featuring シザ
- 「Happier Than Ever」ビリー・アイリッシュ
- 「Montero (Call Me By Your Name)」リル・ナズ・X
- 「drivers license」オリヴィア・ロドリゴ
- 「Leave The Door Open」シルク・ソニック
<年間最優秀楽曲>
- 「Bad Habits」エド・シーラン
- 「A Beautiful Noise」アリシア・キーズ&ブランディ・カーライル
- 「drivers license」オリヴィア・ロドリゴ
- 「Fight For You」H.E.R.
- 「Happier Than Ever」ビリー・アイリッシュ
- 「Kiss Me More」ドージャ・キャット Featuring シザ
- 「Leave The Door Open」シルク・ソニック
- 「Montero (Call Me By Your Name)」リル・ナズ・X
- 「Peaches」ジャスティン・ビーバー Featuring ダニエル・シーザー&ギヴィオン
- 「Right On Time」ブランディ・カーライル
<年間最優秀アルバム>
- 『We Are』ジョン・バティステ
- 『Love For Sale』トニー・ベネット&レディー・ガガ
- 『Justice (Triple Chucks Deluxe)』ジャスティン・ビーバー
- 『Planet Her (Deluxe)』ドージャ・キャット
- 『Happier Than Ever』ビリー・アイリッシュ
- 『Back Of My Mind』H.E.R.
- 『Montero』リル・ナズ・X
- 『Sour』オリヴィア・ロドリゴ
- 『Evermore』テイラー・スウィフト
- 『Donda』カニエ・ウェスト
<最優秀新人賞>
- アルージ・アフタブ
- ジミー・アレン
- ベイビー・キーム
- フィニアス
- グラス・アニマルズ
- ジャパニーズ・ブレックファスト
- ザ・キッド・ラロイ
- アーロ・パークス
- オリヴィア・ロドリゴ
- スウィーティー
昨年ザ・ウィークエンドの作品が一つもノミネートされなかったことなどで大きく批判を受けたグラミー賞、今回グラミー賞を主催する米レコーディング・アカデミーは、ノミネート候補の絞り込みを決定する匿名の投票委員会を廃止。約1万1000人のレコーディングアカデミー会員の投票で候補を選定する方式で候補が選定されています。多くの部分が納得できるノミネーションではあるものの、サプライズもあったとビルボードは報道。ビルボードはオリヴィア・ロドリゴの「drivers license」、シルク・ソニックの「Leave The Door Open」、 リル・ナズ・Xの『Montero』といったセールスも音楽的評価も高い、納得できるものも多く入っている事を述べながらも、ジョン・バティステが11部門もノミネートされている点(それに次ぐジャスティン・ビーバー、ドージャ・キャット、ハーは8部門とダントツの1位)、過去には一度もグラミーにノミネートされていないアバがレコード・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた点、BTSが主要4部門にノミネートされていない点など疑問も残るとしています。
そしてレコーディング・アカデミーは今年「インクルージョン・ライダー」を踏まえて開催される事が既に発表されており、女性、障がい者、高齢者、LGBTQ+、黒人、先住民などの人々の賞での取り上げられ方を追跡し、 ホストやプレゼンター、パフォーマーの候補者のうち、少なくとも3分の1はこれらのグループの出身者であることを目標にしています。LGBTQのアーティストでもあるリル・ナズ・X、ブランディ・カーライルが5部門にノミネート。他にもLGBTQであることを公言しているホールジー、アーロ・パークス、セイント・ヴィンセントなどもノミネートされています。
Nominations in the Grammys’ Big Four categories were determi…
Lil Nas X's big look to Brandi Carlile's genre switch, these…
その他注目の点は、今年アルバム『Hall of Fame』がUS1位を獲得したポロGが最優秀新人賞にノミネートされなかった点、その一方でパキスタンのシンガー、アルージ・アフタブ が最優秀新人賞にサプライズノミネートされた点、アメリカン・ミュージック・アワードで「フェイバリット・カントリー・アルバム賞」と「フェイバリット・カントリー・シングル賞」を受賞したギャビー・バレットがどこにもノミネートされていない点、今年を代表するアルバムのひとつであるドレイク『Certified Lover Boy』が最優秀アルバム賞にノミネートされていない点(その前の『Views』と『Scorpions』は最優秀アルバム賞にノミネートされていた)、イタリアのバンドマネスキンが主要4部門にノミネートされていないだけでなくベストロックパフォーマンス賞にもノミネートされていない点など。
There are surprises and snubs aplenty sprinkled throughout t…
オリヴィア・ロドリゴとフィニアスが主要4部門全てノミネートされたことや、マシメロ、メジャー・レイザーが初めてグラミーにノミネートされたことなども注目点です。
The 2022 Grammy nominations were announced on Tuesday (Nov. …
The 2022 Grammy nominations were announced Tuesday (Nov. 23)…