ジュース・ワールドが自身4枚目で没後2枚目となるアルバム『Fighting Demons』をリリースしました。11月にこのアルバムからの1stシングルとして「Already Dead」、そして先週12月3日にはジャスティン・ビーバーとのコラボソング「Wandered To LA」が先行で配信されていました。「Wandered To LA」はSpotifyのグローバルのプレイリスト、『Today’s Top Hits』のTOP10にリリース翌日にいきなり入るなど、ヒットの予感大です。アルバムリリース前日となる12月9日にはジュース・ワールドを讃えるイベント『Juice WRLD Day』が開催され、『Fighting Demons』の収録曲の先行試聴、12月16日に米HBOで放送開始となるドキュメンタリー『Juice WRLD: Into the Abyss』のプレビュー、ゲスト・アーティストによるパフォーマンスなどが行われました。今週12月8日はジュース・ワールドの命日でした。
アリシア・キーズの8枚目のスタジオ・アルバム『Keys』がリリースになりました。この『Keys』は2枚組で、Disc1には”Originals”、Disc2には”Unlocked”というタイトルが付けられ同じ曲のバージョン違いをそれぞれに収録しています。アルバムからは「LALA(Unlocked)(feat.スワエ・リー)」と、「Best Of Me」が先行で配信されており、9月に行われたMTV Video Music Awardでスワエ・リーを迎えて「LALA(Unlocked)(feat.スワエ・リー)」が披露されたのを皮切りに、アルバムの曲はライブの中でいくつか披露されていました。アルバムにはプシャ・T、ブランディ・カーライル、スワエ・リー、カリード、ラッキー・デイらが参加しています。
オーストラリアのミュージシャン、ケヴィン・パーカーによるバンド、テーム・インパラの新曲「No Choice」が12月7日(火)に公開されました。テーム・インパラは、これまでのストリーミング再生回数が累計15億を超えている最新アルバム『The Slow Rush』のデラックス・ボックスセットを来年2月18日(金)にリリース予定で、その中にはBサイド曲やリミックスが収録される模様。新曲の収録も発表されていて、この「No Choice」もデラックス盤の中に収録されるものとみられます。
ジミー・ファロンが、アリアナ・グランデとメーガン・ジー・スタリオンをフィーチャリングに迎えたクリスマスソングをリリースしました。ジミー・ファロンは人気番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』の司会者。この「It Was A…(Masked Christmas)」はタイトル通り、コロナ禍におけるクリスマスをネタにしたコメディタッチの曲です。
今週の海外ポップミュージックニュースです。12月に入って各音楽メディアが続々と年間ベストソングや年間ベストアルバムを発表しています。
TIME誌はファルッコの「Pepas」を年間ベストソングに、フローティング・ポインツ、ファラオ・サンダース&ザ・ロンドン・シンフォニー・オーケストラの『Promises』を年間ベストアルバムにセレクト。
Rolling Stone誌は年間ベストソングにウィズキッドfeat.テムズの「Essence」、年間ベストアルバムにオリヴィア・ロドリゴの『Sour』をセレクト。
From Wizkid's global-pop sunshine to Taylor's 10-minute mast…
NMEはオリヴィア・ロドリゴの「good 4 u」を年間ベストソングにセレクト。
Pitchforkは年間ベストソングにキャロライン・ポラチェックの「Bunny Is a Rider」、年間ベストアルバムにジャズミン・サリヴァンの『Heaux Tales』をセレクト。
その他ビルボード、NPR、ステレオガム、ガーディアン、ニューヨーク・タイムズなど様々なメディアが年間ランキングを発表しています。
イギリスの国営放送BBCが毎年発表している、その年ブレイクが期待される新人アーティストのリスト<Sound Of…>の2022年度の候補が発表になりました。今年ロングリストとして発表になったのはベイビー・クイーン、セントラル・シー、エニー、ローラ・ヤング、ミミ・ウェッブ、ピンクパンサレス、プリヤ・ラグー、テムズ、ウェット・レッグ、ヤード・アクトの10組。受賞者は1月に BBC News と BBC Radio 1 で発表される予定です。
イギリスの国営放送BBCが毎年発表している、その年ブレイクが期待される新人アーティストのリスト<Sound Of…>の2…
2022年1月末に開催される第64回グラミー賞で、最優秀ラップ・パフォーマンスと最優秀ラップ・アルバムの2部門で候補に挙がっているドレイクが、ノミネートを辞退しました。 『Variety』によると、主催者であるレコーディング・アカデミーは事実であることを認めており、 ドレイク側から辞退した理由はまだ明かされていない様です。ドレイクは1年前、ザ・ウィークエンドのアルバム『After Hours』がグラミー賞がノミネートゼロだったことに対し、「影響を持つ音楽とこれらアワードは別物」「かつては最高峰の栄誉だったが、現在そしてこれからのアーティストには重要ではない」などと批判的なメッセージをインスタグラム・ストーリーに投稿していました。フロントロウによると、ドレイクが2021年にリリースしたアルバム『Certified Lover Boy』は、大ヒットしたにもかかわらず主要4部門にはノミネートされなかったため、主要4部門にはそもそもドレイク側が楽曲を提出していなかったのではないかと囁かれている様です。
ラッパーのドレイクが、2022年に開催される第64回グラミー賞を辞退したと報じられた。(フロントロウ編集部)…
経済誌フォーブスが発表した『The World’s 100 Most Powerful Women』(世界で最もパワフルな女性100人)リストが発表になり、音楽界からはリアーナ、ビヨンセ、テイラー・スウィフトらがリストインしました。経済誌のランキングということで、リアーナは自身のコスメブランド『FENTY BEAUTY BY RIHANNA』や自身のランジェリーブランド『Savage x Fenty』、ビヨンセは自身のアスレジャーブランド『IVY PARK』とアディダスのコラボ、など音楽以外の活動も評価されてのランクインとなっています。
ちなみに今週リアーナは出身国であるバルバドスから国民栄誉賞を受賞しています。
カリブ海の島国バルバドスが、英エリザベス女王による立憲君主制から共和制へ移行し、現地時間11月30日に行われた記念式典に…